GW中に入ってきたニュース
「政府がデジタル遺言制度の創設に向けて動き出した」というもの
デジタル遺言とは、ネット上で作成保管できる遺言書のこと
遺言書は現在すべて手書きで作るか、公証役場で作ってもらうかの二択
この制度ができればずいぶん影響が大きいと思います
今動き出したところなので、実際に制度ができるのは当分先のことでしょう
現状は9割以上の人が遺言を残さず亡くなっているらしい
アメリカなんかだと逆で9割が遺言を残すと聞いたことがあります
この違いは戸籍制度の差らしいですね、日本は戸籍制度がしっかりしているから相続人が把握しやすい
遺産相続での争いは、遺言があればほとんどが解決するもの
もちろん、遺言があろうがなかろうが文句を言う人はいますけど、
ほとんどの人は遺言があればそれで納得しますから
スマホで手軽に遺言を作れるとなれば、作ってみようと思う人は結構多いんじゃないでしょうか
あとは偽造とか本人確認とかセキュリティーの問題だけかな
さらに一歩進んだ「映像による遺言」なんかも議論は始めてもいいと思う
これも本人の真意によるものかの確認とか、ディープフェイクとか
いろいろな問題があるので慎重な検討は必要
こういったデジタル関連の法制はどうしても後追いになって、日本政府の動きは鈍いというイメージがあります
ChatGPIについての議論もようやく始まったところだし
だからこそ、議論検討はなるべく早く始めてほしいところです
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