またおもしろい小説に出会えました♪
佐伯泰英先生の『柳橋の桜』
時代小説には珍しく
主人公が庶民の女性なんです
父親が猪牙(ちょき)船の船頭さん
昔は川を渡るのに舟に乗ってたんですが、
運賃をもらって舟をこぐ人がいたんですね
その船頭の娘さんが主人公でのっぽの桜子
父に憧れて将来は女船頭さんになりたいと願っている
この娘が棒術を習いだしてめきめき上達していくんですが
そのためにいろんなトラブルに巻き込まれてしまう
このバトルがなかなか痛快です
何年も道場に通う旗本の侍をかんたんに負かしちゃったりする
まだ1巻の途中なんですけど夢中で読んでます
すでに4巻も出てる
当分楽しめそうです
佐伯泰英先生は82歳の御大ですが
胸囲的なペースで作品を出し続けてらっしゃる
どれも読みやすくてしかも夢中になれるおもしろい作品ばかりで
読むのが追い付かないくらい、うれしい悩みです
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